漢方薬の驚異 第115号 お血(おけつ)の漢方 通導散 -2-
前回に引き続き第2回目、通導散(つうどうさん)。 山本漢方医学では、大変重要な処方なので多くの 難病や難治性疾患に使用されます。 特に打撲・骨折・外傷・癒着・ケロイドなどに応用されます。 前回、森道伯先生が関東大震災の時 […]
漢方薬の驚異 第114号 お血(おけつ)の漢方 通導散 -1-
今まで生薬のお話でしたが、今回からおけつの漢方薬についてお話します。 第1回目は、通導散(つうどうさん) 漢方一貫堂医学の中でもとても重要な処方に 位置づけらていた漢方です。 中島紀一先生も大変に重要視されていた処方と […]
漢方薬の驚異 第113回 お血(おけつ)の生薬 -12-
今回もお血(おけつ)生薬の続きで、今回は 益母草(やくもそう)です。 ●益母草(やくもそう) ○基原 シソ科 Labiatae 益母草の全草を乾燥したもの。 ○成分 leonurine A, leonuri […]
漢方薬の驚異 第112回 お血(おけつ)の生薬 -11-
今回もお血(おけつ)生薬の続きで、今回は延胡索(えんごさく)です。 ●延胡索(えんごさく) ○基原 ケシ科(Papaveraceae) Corydalis bulbosa DC エンゴサクの根を乾燥させてもの。 ○成分 […]
漢方薬の驚異 第111回 お血(おけつ)の生薬 -10-
今回もお血(おけつ)生薬の続きで、今回は赤芍(せきしゃく)です。 ●赤芍(せきしゃく) ○基原 ボタン科(Paeoniaceae) Paeonia lactiflora Pall.シャクヤクの根を乾燥させてもの。 ○成分 […]
漢方薬の驚異 第110回 お血(おけつ)の生薬 -9-
前回のお血(おけつ)生薬の続きで、陳旧性の お血を形成している場合、活血だけでは不充分な時に 使用する破血薬と呼ばれる生薬のお話です。 桃仁、紅花、蘇木、牛膝(ごしつ)、三稜(さんりょう) の続きで、 今回 […]
漢方薬の驚異 第109回 お血(おけつ)の生薬 -8-
前回のお血(おけつ)生薬の続きで、陳旧性のお血を形成している場合、活血だけでは不充分な時に 使用する破血薬と呼ばれる生薬のお話です。 桃仁、紅花、蘇木、牛膝(ごしつ)の続きで、 今回は三稜(さんりょう)です。 ●三稜(さ […]
漢方薬の驚異 第108回 お血(おけつ)の生薬 -7-
前回のお血の生薬の続きで、破血薬と呼ばれる陳旧性のお血を形成している場合、活血だけでは不充分な時に使用する生薬のお話です。 桃仁、紅花、蘇木の続きで、今回は牛膝(ごしつ)です。 ●牛膝(ごしつ) ○基原 ヒユ科(Amar […]
漢方薬の驚異 第107回 お血(おけつ)の生薬 -6-
前回のお血の生薬の続きで、重要な生薬・蘇木(そぼく)についてです。 ●蘇木(そぼく) ○基原 マメ科(Leguminosae) Casalpinia sappan L. (スオウ)の茎木を乾燥したもの ○成分 色素成分の […]
漢方薬の驚異 第106回 お血(おけつ)の生薬 -5-
前回のお血の生薬の続きで、重要な生薬・牡丹皮 (ぼたんぴ)についてです。 ●牡丹皮(ぼたんぴ) ○基原 ボタン Paeonia suffruticosa Andrews (Paeoniaceae)の根茎を乾 […]