日本人のがんの傾向 -変化と原因-

がんで亡くなる人は、年々増えています。
1980年代以降、日本の死因の第1位は悪性新生物(がん)
であり、かねてより心疾患が多い米国などとは対照的である。

日本でがんの早期発見・早期治療へ向け全国的に大きな努力が払われ、
X線、内視鏡、超音波などによる画像診断が、機器及び診断法において
発達しているのもこうした背景を抜きには考えられない。

がん増加の理由は、社会の高齢化であるといわれています。
なぜ高齢になるとがんになりやすいのか。

色々な要素が絡み合っているので、一つの原因であると絞り込むのは
とても難しいと思います。

遺伝子の異常、免疫力の低下、化学物質、環境、食生活など今後
解明されて行く重要な研究テーマだと思います。

日本人のがんも大きく変わってきています。

以前、日本人に多かった胃がんは男女ともに減少傾向。
代わって、男子は肺がん、肝がん、が増加しています。
女子は子宮頸がんが減少。乳がん、子宮体がんが増加しています。

これは、日本人の病相が欧米型に近づいてきた事がわかります。

この傾向は、生活習慣、食べ物の影響が大きい原因であると
思います。

胃がんの場合、最初の1つのがん細胞ができてから現実的に発症する
がんになるまで20~30年かかると報告されています。

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