夏バテ予防にお腹を温めて免疫アップ
連日猛暑が続きエアコン、扇風機を使用し、冷たい飲食物を摂取されている方も多いと思います。
外で仕事をされている方、スポーツをされている方は熱中症対策で、体を冷やす事はとても大切。
しかし1日中冷房の部屋で仕事し、お昼は冷たい素麺や冷やし中華、夜もクーラーの部屋で、冷たいビールやアイスを食べ過ぎて胃腸の冷えきっている方も多いです。
私たちは海水浴の後、冷たいジュースやビールを飲んだり氷を食べます。
昔は泳いだ後、生姜(ショウガ)汁の入った温かい飴湯(アメユ)を飲んで 冷えたおなかを温めました。
腹巻をして寝るようにといわれた人もいると思います。
夏場に赤痢・コレラ・腸チフスなどに罹ってお腹を壊し、倒れた人も多かったからでしょう。
「お腹を冷やすな」と昔の人は言いました。
これは、現代医学的に見ても理にかなった事です。
腸管での免疫のしくみを簡単にお話すると、 免疫とは異物の侵入を阻止し、自己と非自己を見分け、異物を排除する しくみです。
体にとって必要な食物、栄養素は吸収し、害になる細菌・ウィルスは腸管 粘膜のバリアが働き、吸収されず排除されます。
この免疫の働きが上手く、働かなくなると食中毒・消化性潰瘍・大腸ポリープ などの病気の危険が増加し、風邪、ウィルスや細菌性の疾患にも罹りやすく なります。
第二の脳と呼ばれる腸は、とても賢く大切な臓器。
腸は免疫を担う白血球の一種リンパ球が約60%存在し、体内最大の免疫機構と呼ばれています。
この免疫の仕組みを維持しているのが、腸内細菌です。
免疫を活性化する腸内細菌と、抑制する腸内細菌があり、両者のバランスが保たれていると腸管免疫は正常に働きます。
この腸内細菌、免疫細胞の活性化の為にも、お腹を冷やさないようにする事は重要です。
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●●腸管免疫の活性方法
1. 規則正しい食事。
2. 睡眠をしっかり取る。
3. お腹を冷やさない。
4. 適度な運動。
★腸内細菌に良い食品は、 キノコ、海藻、野菜、玄米など精製されていない穀物 発酵食品(納豆、みそ、糠漬け、ヨーグルト、植物酵素)
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夏に冷やし過ぎた体・胃腸をたまには温めてあげましょう。
汗をかきながらのお鍋も良いですね。
9月からの夏バテ予防になります。
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