「良い姿勢」= 筋トレしていることに!?
雨の多かった4月が過ぎ5月のゴールデンウィークに入りました
これから運動に良い季節です。少しでも体を動かしながら健康づくりをしたいものですね。
意外と見落としがちなのが、「正しい姿勢」を保つということです。
これだけでも、インナーマッスル(体の奥の筋肉)を鍛えられます。
人間は進化の過程で、2足歩行となり、立つようになりました。
姿勢を維持するということは、地球の重力に逆らうことなのです。
そのため、首・背筋・腹筋・足などの抗重力筋を使って生活しています。
立つことはそれだけでも筋トレになると考えてください。
これは座り姿勢も同様です。
座る時、背もたれに寄りかからず、姿勢を維持するのは結構大変なことです。
テレビを見ている時、スマホをしている時、椅子にだらっと寄りかかっていませんか?
骨盤を立てて、少し背筋を伸ばして背もたれに寄りかからずに座るようにしてみてください。
正しい姿勢で座ることは、背筋や腹筋を鍛えることになります。
それから、ふくらはぎが大変注目されています
第2の心臓と呼ばれるふくらはぎは、心臓から遠いところの血液を循環させるポンプ役となってくれています。
太ももを大切な筋肉です。
太ももにある大腿四頭筋などは、筋肉の量がとても多いのです。
ふくらはぎをマッサージするという方法もありますが、血管の健康という点からは、筋肉を使うということがとても重要です。
マッサージすると、血流は大変良くなり、毛細血管と並行して走っているリンパの流れも良くなります。
しかし、マッサージだけでは筋肉は鍛えられません。
筋肉は負荷をかけることで育ち、それに伴い毛細血管も増えていくからです。
毛細血管は加齢によっても減少していくため、筋トレにより、毛細血管を増やしていくことが大切です。
毛細血管を増やすため、「ふくらはぎ+太ももの筋トレ」が有効です。
「つま先立ちの運動」が手軽で怪我のリスクキも小さく、とてもおすすめです。
やり方は大変簡単です。
① 椅子に座り、両足のかかとを同時に上げていきつま先立ちになります。実際に立たず、座ったままで結構です。
② 両足もかかとを床に下ろします。
この動きを、ふくらはぎの筋肉を意識しながら、なるべくゆっくり繰り返すだけです。
仕事中や電車に乗ってる時にもできますね。
また、「ゆっくりスクワット」も太ももの筋肉を鍛えることができます。
勢いをつけずに、ゆっくり丁寧にすることがポイントです。
これらの筋トレを日常生活に取り入れた上で、リンパをマッサージすることは、とても良いと思います。
リンパ液と毛細血管は網目のように絡み合っていて、体にとって有害な物を排除する「免疫機能」と回収した老廃物を排泄する「下水道のような役割」を持っています。
リンパは血液と違って心臓というポンプ役がありません。
そのため血液よりも流れがゆったりしているのです。
そこで筋トレをしたりマッサージをするとリンパが流れやすくなるのです。
リンパは皮膚の下の比較的浅い場所にあるので、強い力でマッサージするとかえってリンパが断絶してしまいます 。
マッサージをする場合は軽く流すように行うといいでしょう。
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