3.川きゅう(せんきゅう)
ILLUSTRATED
MEDICINAL
PLANTS
神農本草経には、「味辛温、主中風中入脳頭痛寒痺筋攣急金創婦人
血閉無子生川谷」
「主として風の邪気にあたり、半身不随になった中風の病やその風の邪気が
脳に入った病、頭痛する病、婦人の血閉や不妊などの病を治すことができる。」
●現代薬理
1.中枢神経抑制
2.神経細胞保護作用
3.末梢血管拡張作用
4.鎮けい作用
5.抗炎症作用
6.免疫賦活作用
7.子宮・皮膚温に対する作用
●●増補能毒
1.川きゅうは何れの頭痛にも用いられる。
2.気虚の頭痛には少し控えめに用いる。補薬に少しだけ入れる。
3.厥陰の本薬。気を巡らし、鬱気を散じる。
4.冷えて痺れ、筋ひきつれるのに
5.脳の内が冷えて痛む、頭の内に血が滞るのに
6.血を温めるものとして心得るべし
毒 気虚の人に頭痛があっても、熱の強い人には用いない。
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