7.蘇木(そぼく)

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ILLUSTRATED
MEDICINAL
PLANTS より

 

 

蘇木 ソボク

●基原 マメ科(Leguminosae)

Casalpinia sappan L.(スオウ)の茎木を
乾燥したもの 成分

・色素成分のbrasilin、精油 薬理

・血液凝固の促進、中枢の抑制・催眠作用、

・大量で麻酔作用、 抗菌
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インドからマレー半島に産するマメ科ジャケツイバラ属
植物の常緑樹。

Casalpinia sappan L.(スオウ)のsappanは、
マレー語Sapang(サパン)に由来。
李時珍は、マレー(蘇方)原産のため、蘇木と言うと
している。

原産地のインドでは強力な収斂作用を有する
通経薬とされている。
外用として各種皮膚疾患に利用、特に苔癬に
有効とされる。

「新修本草」・・・「無毒、血を破る。産後の血が
脹悶し、死なんと する者に効あり」。

李時珍・・・「三陰の経の血分の薬であり、少し
用いれば血を和し、多く用いれば血を破る。
偏墜腫痛・・、産後の血運・・、
脚気腫痛・・、産後の気喘・・・に服する」

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