瘀血について -瘀血の症状-
瘀血主要症状として、大きく分けて3つあります。
1.疼痛(とうつう。ずきずきした痛み)
- 固定性で移動しない
(移動する場合もあるが、比較的固定性が多い) - 刺痛 絞痛 腫痛
(痛みの種類は多様だが、刺すような痛みが多い) - 昼は軽く夜間増強
(血管の流れの影響も大きいが、夜間の循環が落ちた時に痛みが増強する。) - 他の鎮痛薬効きにくい
- 静脈系の鬱血による疼痛
2.出血
- 血液の色は紫黒色で、汚い。
- 凝血やワカメのような感じのもの
- 突然多量に出ることもある
- 断続的、持続的
- 止血薬効かないものが多い。
- 痔出血、食道静脈瘤からの出血など、静脈からの出血が多いと考えられている。
3.腫瘤(しゅよう。体や臓器の一部に塊が生じている状態)
- うっ血肝、肺のうっ血、及び心不全による臓器のうっ血腫大
- 静脈瘤症候群
- ファイブロージス
- 強皮症、ケロイド、癒着
- 子宮筋腫、癌、肉腫など組織の線維化が起こり腫瘤になるものが多い。
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