自己免疫疾患について ② 自己免疫疾患の種類

自己免疫疾患の種類について解説します。

大きく分けて、臓器特異的自己免疫疾患と
全身性自己免疫疾患に分けられます。

●臓器特異的自己免疫疾患とは、
標的抗原と組織障害が1つの臓器に限定

自己免疫性甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病)
インスリン依存性糖尿病
溶血性貧血
血小板減少性紫斑病
悪性貧血
潰瘍性大腸炎
ルポイド肝炎
膜性腎炎
重症筋無力症
多発性硬化症
尋常性天疱瘡
尋常性白斑
原田病
原発性胆汁性肝硬変など

●●全身性自己免疫疾患
細胞の核内成分(抗核抗体・抗DNA抗体など)が
抗原になっていて多臓器に亘る障害

全身性エリテマトーデス
関節リウマチ
シェーグレン症候群
多発性胆汁性肝硬変など

 

次に主な自己免疫疾患の患者推定数ですが

1. 関節リウマチ                  120万人
2. 甲状腺機能亢進症(バセドウ病)  60万人
3. 1型糖尿病             50万人
4. 尋常性乾癬             10万人
5. 潰瘍性大腸炎             6万人
6. 全身性エリテマトーデス        5万人
7. シェーグレン症候群          4万人
8. 特発性血小板減少性紫斑病       3万人
9. ベーチェット病            2万人
10. 重症筋無力症              1万人 

生物学的製剤が開発され、
関節リウマチ・潰瘍性大腸炎などは良くなるケースも
多くなってきています。

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