「要介護」になる人の3つの兆候

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11月になり秋も深まってきました。
風邪をひかれている人も多いので暖かくしてお過ごし下さい。
今回は国立長寿医療研究センター研究所長の鈴木隆雄先生の
お話をまとめました。
現在、高齢者の方や親が高齢者の方も覚えておかれると対応が
早くできると思います。

総人口の中で65歳以上の高齢者の割合がどんどん増えて、
現在23%です。
これは、超高齢社会といわれ人口は約3000万人がいるという事。
今後、10年~30年かけて「日本社会は高齢者が高齢化する社会に
なって行きます。寿命が延びても、75歳超は心身機能の衰えは
避けられません。」

問題は、いかに60代の健康を75歳以降も長く維持するか?という事です。

そこで、年をとることによって出やすくなる症状があります。
病気ではないけれど、放っておくと日々の生活に支障をきたすものが
知られています。

これをまとめて「老年症候群」と呼ばれています。3つをお伝えします。

1. 転びやすくなるということ。

転倒は若い人にはまず、起こりません。ところが75歳以上の女性ですと
1年間に約3割の人が転んでいます。
多くは家の中の段差・障害物などで、つまずき、転びます。その後、
骨折によって寝たきりになるケースも多いのです。

2. ごはんの時に、むせたり、ものをかんで飲み込みに時間がかかる。

ものをかむ機能や飲み込む機能が衰えるという原因があります。
一番恐ろしいのは、誤嚥(ごえん)性の肺炎で入院する方もおられます。

3. 軽度の尿失禁

女性に多い症状ですが、笑っている時やくしゃみをした時に尿が漏れて
しまいます。これは、排尿の筋肉が弱くなって起こってきます。

以上のような「老年症候群」は全員の方に現れる症状ではなく、すぐ
医者へ行くほどでもない事が多いです。しかし、要介護になる前には
必ず「老年症候群」の兆候が表れます。

なんらかの症状が出たりすれば早く気づいて、早く対応されると治ったり
症状が改善したりするものです。

転倒を予防したりする体躁、尿失禁予防の筋肉を鍛えれば6割の方は
もれなくなったりします。

昔から漢方では筋力や骨の老化を少しでも遅らせてくれる薬があります。
早く対応して、寝たきりにならず元気に過ごせる超高齢化社会に備えたい
ものですね。
どうぞ、ご相談ください。

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