漢方で新型インフル治療薬開発 -金花清感方-

【北京時事】

新華社電によると、中国・北京市政府は17日、 新型インフルエンザの治療に有効な新たな漢方薬を開発 したと発表した。

国の認可を経て発売される予定で、価格は抗インフルエンザ薬 タミフルの4分の1程度に抑えられるという。

「金花清感方」と名付けられた新薬は、発熱期間を縮め、 呼吸の症状を改善する効果が動物実験や臨床研究で確認され、 副作用はないとしている。

科学技術振興機構「北京市、新型インフルに効く漢方薬発表」より

漢方で新型インフル治療薬開発のニュースについて 「金花清感方」が新型インフルエンザを防止し抑制する上で 効果的な効き目があることが実証されました。

この「金花清感方」の処方内容は、

1.銀翹散(ぎんぎょうさん)

2.麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)

という処方をベースにした薬のようです。

生薬の金銀花などの清熱解毒薬が多く含まれる漢方です。

副作用もなく、コストもタミフルの4分の1はすごいいと思います。

日本は、事業仕分けで漢方薬の「保険外」とかケチな事を言わないで、中国のように国を挙げて*中西薬の開発を進めるほうが、 よほど医療費抑制になると思います。

* 中西薬とは・・・中医学医師と西洋医研究機関との研究によって開発する薬

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