4.当帰 (とうき)①
●現代薬理
1.凝固線溶作用
線溶を更新する作用、血液凝固時間延長作用
2.子宮に対する作用
3.鎮痛・抗炎症作用
4.中枢作用
5.免疫賦活作用
主として、下半身や四肢抹消に作用する。腹部や四肢を温め
疼痛を軽減する。
子宮筋や小動脈のれん縮を緩和する。
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血流量増加作用あり。
主に下半身及び四肢末梢に作用して
腹部や四肢を温め、疼痛を軽減する。
子宮筋、小動脈のれん縮を緩和する。
月経痛・閉塞性血栓血管炎、糖尿病性壊疽に。
腸管内に水分を貯留して緩下剤として使用。
血虚の補充効果あり。
排膿・肉芽増殖促進効果。白し(びゃくし)などと
併用すると痔ろうなどの化膿性炎症に良い。
●●臨床常用中薬手帖
効用
1.補血調経
2.去お消失
3.温中止痛
4.潤腸通便
5.芥筋解痙
6.排膿消よう
●●●漢薬の臨床応用
1. 子宮の機能調整 月経の調整・月経痛
2. 補血して鎮静
3. お血
4.腹痛に用いる
5.慢性化膿症
6.腸燥による便秘
●●●●増補能毒
1.この薬は一身を温めると心得てよし。
2.血による痛みを止める。
3.気による痛みにはキコクを加える。
4.男女とも腹痛に良い。
5.手足の冷えるもの。
6.頭部は補血に、尾部は破血に、全体は活血に用いる。
7.血熱の人・・・地黄、犀角、牡丹皮と共に用いる。
8.血の滞りを破る・・・馬鞭草、桃仁、紅花と共に用いる。
9.血を下すとき・・・大黄、桃仁と共に用いる。
毒・・・血熱して腫れ痛むもの、脈大で速い者は使用適さず
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