12.紫根(しこん)

中薬大辞典には、「涼血、活血、清熱、治温熱斑疹、湿熱、黄疸」と
なっている。

また、神農本草経には、「胸や腹の病気や邪気によって生じた病気、
肝、心、脾、肺、腎の病を治す。内臓の機能を補い、元気を益し、
九きょうの働きを良くし、水の回りをよくする。」

●現代薬理

1.抗菌作用

2.抗炎症作用

3.免疫系への作用

補体活性化作用
マクロファージ 抗体依存貪食能の増加
インターフェロン惹起作用

4.内分泌系の作用

抗コナドトロピンホルモン作用
避妊
性ホルモン過剰症・更年期諸症状の改善
血糖降下作用

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抗炎症作用
肉芽腫形成促進
創傷治癒促進
抗菌作用
EBウィルス活性化抑制作用
血糖効果、抗高血糖作用

寒性
抗炎症・肉芽増殖促進効果
抗ウィルス効果
悪性腫瘍 絨毛癌などに適用

●●臨床常用中薬手帖

効用

1.解毒透疹

2.滑腸通便

3.涼血通淋

●●●漢薬の臨床応用

涼血解毒・透疹

1.強心

2.解熱

3.抗真菌作用

4.抗ウィルス作用

5.下垂体及び絨毛膜ゴナドトロピンへの拮抗

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