漢方薬の驚異
漢方薬の驚異 第45回 苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)  その2

湿気の少ない季節は、前回お話した外湿によって起こってくる 「冷え、腰痛、坐骨神経痛」の方は、だいぶ楽な季節だと思います。 今回は、腎著湯(じんちょうとう)についてお話します。 昔の医学書にある腎著の病とは、 「身体重、腰 […]

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漢方薬の驚異 第44回 苓姜朮甘湯 (りょうきょうじゅつかんとう) について

秋は長雨で、湿気の多い日々になります。 水毒、湿によって起こる病気の方は、辛い毎日と思います。 今回は、その湿によって起こってくる「冷え、腰痛、坐骨神経痛」に 良い漢方の話です。 整形外科で検査しても異常がなく、神経痛、 […]

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漢方薬の驚異 第43回 防已(ぼうい) -日本産と中国産の違い-

水毒の方のお薬・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)の お話をしました。 今回はその処方の主薬、防已(ぼうい)についての お話です。 この生薬、防已は 中国産では 粉防已(シマハスノカズラ) 広防已(アリストロキア) 日本産で […]

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漢方薬の驚異 第42回 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

梅雨は湿気の高い日々がが続きます。 特に水毒体質の方には辛い季節です。 この水毒体質の方には、防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)がお薦めです。 1.浮腫・・・・体の腫れ 2.関節水腫・・変形性膝関節症 3.多汗症・・・上半身 […]

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漢方薬の驚異 第41回 猪苓湯(ちょれいとう)

前回の浮腫をとる代表的な漢方薬に五苓散(ごれいさん)に 続いて、今回は猪苓湯(ちょれいとう)のお話です。 もともと下痢を止める為の処方でしたが、現在では 膀胱炎によく利用されています。 構成生薬は、 猪苓(ちょれい)、沢 […]

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漢方薬の驚異 第40回 五苓散

水毒の浮腫をとる代表的な漢方薬に五苓散(ごれいさん)があります。 白朮(びゃくじゅつ)、沢瀉(たくしゃ)、茯苓(ぶくりょう)、 猪苓(ちょれい)、桂枝(けいし) エキスでも良く効きますが散末の方が、より有効です。 利用範 […]

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漢方薬の驚異 第39回 水毒体質とは

前回は、水毒のお話をしました。 漢方の世界では、甘いもの、果物を食べると水毒になると昔から 云われています。 現代医学では主に浮腫、むくみに対して塩分制限をします。 しかし細胞組織内の腫れは塩分の取り過ぎよりも、甘い物の […]

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漢方薬の驚異 第38回 水毒、水滞とは?

水毒とか、水滞とかよく耳にする事が多くなりました。 テレビでも、水毒の話をテーマにした番組もあります。 今日は、体に溜まった余分な水のお話です。 水分の吸収・排泄の障害に伴って、体内に発生した水の停滞。 この水毒体質の方 […]

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漢方薬の驚異 第37回 補気・補血・補陰・補陽薬のまとめ

  今までに、漢方で用いられる色々な病態と使用する漢方処方の説明を しました。 この回では、それを簡単にまとめたいと思います。 まず、 血虚・・・血虚という病態は体の物質的不足であり、内分泌調節異常、 循環不良 […]

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漢方薬の驚異 第36回 八味地黄丸と六味地黄丸 自分はどっち?

今回は腎虚を改善する漢方で八味地黄丸、六味地黄丸の分かり やすい区別をしてみたいと思います。 ■八味地黄丸(補陽薬) 熟地黄(じゅくじおう)、山しゅゆ、山薬、牡丹皮、沢瀉(たくしゃ)、 茯苓(ぶくりょう)、附子(ぶし)、 […]

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