子宮筋腫 -薬物療法と副作用-
子宮筋腫の薬物療法としては、筋腫を小さくしようと試みる方法と、筋腫によって起きる貧血月経痛、過多月経等を改善させる方法があります。
1. ホルモン剤 (GnRH)
偽閉経療法で子宮内膜を萎縮させ月経を止め、偽の閉経を起こす方法、筋腫を小さくする目的で投与されます。
実際月経過多、腰の痛みの改善、筋腫も小さくなったという報告があります。
ただし個人差が大きく、また、薬としては強く、胃や肝臓、すい臓などに副作用があるのが問題の一つです。
2. エストロゲン・ゲスターゲン合剤 (GnRH)
治療用ピルを使い、偽の妊娠状態を作ります。月経時の出血量が減り、月経痛をやわらげます。
3. 男性ホルモン療法
男性ホルモンを月に一回注射する療法です。3ヶ月くらいすると、月経過多困難症が改善されます。
声がガラガラになったり、ひげが濃くなったり男性化兆候が現れ、長時間連続で行う事は出来ません。
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