夏の疲れを引きずる 秋バテ解消 ~おすすめ漢方薬も~

2024年は全国で異常な暑さが続きました。

昨年の暑さを更新しましたね。

10月に入っても25℃以上の夏日が何日もあり、11月も例年より暑いとの予報が出ています。

長く暑さが続き、日中と朝晩の寒暖差が大きくなると体調の変化が起こってきます。

少し涼しくなってからのほうが、体調を崩したというご相談が増えます。

夏の疲れを引きずる 秋バテは、主に 胃腸の不調( 特に冷えによるもの)ともう1つは、 寒暖差による自律神経の乱れから起こってくるケースが多いと思います。

胃腸が不調で食欲低下、元気のない方は 補中益気湯 や 六君子湯  などの漢方薬をお勧めします。

夏に冷たい物の摂り過ぎやクーラーの冷やし過ぎで、胃腸が冷えてしまっている人は、五積散や人参湯が良いと思います。

 自律神経の乱れによって   起こってくるめまい・頭痛・ふらつき・不眠がある時は、苓桂朮甘湯、呉茱萸湯、桂枝加竜骨牡蛎湯、柴胡加竜骨牡蛎湯などを考えます。

どれが一番ご自分に適しているかは、体質・症状によって、ひとりひとり違います。
詳しい医師や薬剤師にご相談ください。

この時期のお勧め食材は、サバです。

10月頃は、「秋サバ」と呼ばれ、あぶらが乗っていて、より多くのEPA DHAという(オメガ3の油)などを含んでいます。


まためばちマグロもこの時期おいしいですね。

スーパーでは「マグロ」とだけ書いて売られていることもあります。

豚肉と同様、たんぱく質の代謝を促すビタミンB6、造血作用のビタミンB12やヘム鉄も豊富なので、秋バテ解消に最適の食品です。

旬の魚をしっかり食べて、気持ちの良い季節を、元気に過ごしませんか?


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