「仮眠」のすごい効果 ~夏こそ仮眠、取り入れませんか?~
暑さが本格的になってくると、熱中症や夏バテになる人が増えてきます。
睡眠も十分でなく体調不良を起こしやすい季節です。
是非、効率的な仮眠を取り入れて、暑さを乗り切りたいものですね。
アメリカのNASAの研究によると26分の仮眠によって
- 仕事効率が34%アップ
- 注意力が54%アップ
したそうです。
アメリカではGoogleやNikeなど、は仮眠室やナップポットと呼ばれる睡眠マシンを導入する企業が増えているそうです。
では、何分寝ると良いのでしょうか。
仮眠について、様々な研究があります。
仮眠時間は20分~30分が、一番効果的と考えられています。
30分を超えると効果が徐々に悪くなり、1時間を超える仮眠は脳のパフォーマンス的にも、健康的にも悪いそうです。
1時間を超えると深い睡眠に入ってしまうため、その後目を覚ましてもすぐに脳は正常のパフォーマンスには戻りません。
また1時間を超える仮眠は、夜の睡眠に悪影響を及ぼします。
仮眠の健康に対する影響ですが1日30分以下の仮眠が、アルツハイマー病の発症リスクを1/5にするという研究があります。
1時間を超えると、アルツハイマー病リスクは2倍に増加するそうです。
働く男性の場合週に3回以上毎回30分の昼寝をする人は、
- 死亡率が37%低く、
- 心臓病での死亡率は64%の低く
なります。
糖尿病に関しても同様で、毎日30分程度の仮眠で、糖尿病リスクは低くなります。
1時間を超える仮眠を取る人は、糖尿病リスクは45%高くなるという研究があります。
1時間を超える仮眠は健康に良くないといえますね。
1. 20~30分が効果的です。60分を超えないように注意してください。
2. 寝る前にカフェインを摂取
寝る前にコーヒーや緑茶などカフェインを摂取しておくと、約30分後にはカフェインの効果があらわれ自然に目が覚めやすくなります。
3. できるだけ体をリラックスさせる
リクライニングチェアで60度ぐらい角度つけると良いでしょう。
平らな場所で眠ると身体の疲労回復効果が一番得やすいです。
4. 15時までには仮眠終了。
15時以降の仮眠は夜の睡眠に悪影響を及ぼします
5. 60分の昼休みがある場合
30分で食事しも残り30分を仮眠にあてると良いですね。
20分~30分の仮眠で、午後からのパフォーマンスが大きく改善すると思います。
1日30分程度の仮眠は、疲労回復、認知症予防、心臓病予防、糖尿病予防、身体の健康という観点からも非常に良いことが判明しています。
暑い夏は、仮眠を取って、元気に乗り越えましょう。
お気軽にお問い合わせください
TEL:078-371-4193
受付時間:月〜水・金 9:00〜18:00 / 土 9:00〜15:00
(土・日・祝日除く)