子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣のう腫

★☆★  増加する子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣嚢腫について  ★☆★

女性の体にはサイクルがあり、妊娠の為に準備した粘膜が必要なくなった場合に体外へ排泄される。これが月経である。ところが、ストレス・痛み止め連用によって血流障害を起こしてくる場合、本来月経として体外へ排泄されるべき子宮内膜が腹腔に停滞します。卵巣と卵管はつながっていないので腹腔内へ出てします。そして、排泄されずに腹腔に残った子宮上皮が次のサイクルで再び増殖し死滅し、これが繰り返される。この病態が、子宮内膜症である。

またストレスなどから、血流障害を起こしている場合でも、元気なうちは、生理痛や月経困難症で済むがそのうちからだは、繊維芽細胞の置き換えで適応しようとする。それが、子宮筋腫である。血流障害が長く続いた場合、血流の少なさをカバーしようとして、子宮内膜や筋層で繊維芽細胞が置きかわる。筋肉が肥大するのでなく、筋層の繊維化がおこってどんどん大きくなり、分泌物の貯留もおこるのである。

若い女性によく起こる卵巣嚢腫は、交感神経緊張の極限症状である。
交感神経緊張状態は、顆粒球増多の状態であるため膿ができる。チョコレート色の膿のような嚢胞(チョコレート嚢胞)ができる。これは、顆粒球の死骸である。細菌がたくさんある場合は、化膿性の炎症をおこすが、細菌がなく顆粒球のみの場合に嚢胞になる。
顆粒球がどんどんたまるのでなく、繊維芽細胞が置きかわるという形で卵巣が腫れてくるものが
卵巣腫瘍である。

1. 交感神経緊張状態の持続ストレス
2 交感神経刺激
3 顆粒球増加
4 組織障害

冷え               血流障害
鎮痛剤の使用   →    ホルモンバランスの異常  →   子宮や卵巣の異常
ストレス

●○●改善ポイント

① 生活パターンを見直す(働き過ぎ・心の悩みを除く)

② 冷えを除く事 外部ストレス(冷房・薄着に注意)

③ 副交感神経を優位にして血行をよくし、組織の修復(食事・軽い運動・入浴・漢方)

④ 痛みを抑えるために使用する消炎鎮痛剤を少なくする。(交感神経優位にし、血行の循環障害が起きるため)

■□■改善方法

① 循環をよくする(軽い体操・入浴・笑う事。鍼灸・漢方薬・呼吸法)

② 月経血の排泄をよくする(タンポンをやめる。長時間のナプキンをやめる。)

③ 消化機能をよくする(食欲を増し、便秘を改善。玄米食・発酵食品・キノコ・海藻)

④ 尿をよく出す(排泄系をよくする。)

以上のような副交感神経を活性化する毎日を過ごしましょう。

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