大黄牡丹皮湯と桃核承気湯
■■大黄牡丹皮湯 承気湯(大黄・芒硝・甘草)+ 牡丹皮・桃仁・冬瓜子 桂枝を入れず、上部病変には用いない。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ […]
活血化お剤 ⑤ -通導散(2)-
■■通導散 当帰・川きゅう・蘇木・木通・陳皮・厚朴・枳実・甘草 ・芒硝・大黄 ・打撲、挫傷の極めて重症なるときに用いる ・方剤 打撲による内出血を除き、痛みを止め治癒を促進 蘇木・紅花・当帰 で内出血のお血を除く。 ・ […]
活血化お剤 ⑥ -森先生の通導散-
■■なぜ森 道伯先生が通導散を使うようになったか? ・大正時代の関東大震災の時、千葉に疎開されていた 森 道伯先生は、ここで通導散の治方を確立された。 ・折傷(せっしょう)の病人が爆発的に増え、それに対応して 膨大な通導 […]
活血化お剤 ④ -通導散(1)-
■■活血化お剤 ■通導散 1.大承気湯で体内の毒を大便に瀉下させて除く。 2.蘇木・紅花・当帰という活血、破血、去おの薬を配合している。 3. 非常に強力な駆お血剤である。 ■通導散 万病回春 折傷門の方剤 ・大黄・芒硝 […]
活血化お剤 ③ -凍瘡(しもやけ)の病態-
■■活血化お剤 ■凍瘡(とうそう。いわゆる「しもやけ」のことをいいます)の病態 (中寒によって起こる局所的血痺の証) ・細静脈及び毛細血管の拡張 ・血流の緩除 ・鬱血 → 静脈に血栓 ・血液成分の漏出による […]
活血化お剤 ② -桃紅四物湯・血府逐お湯
■■活血化お剤 ■桃紅四物湯 ・四物湯+桃仁・紅花がベース処方 ・エキスで処方する場合。 ・四物湯もしくは当帰芍薬散+桂枝茯苓丸 ・ 加味逍遥散効かない場合、桃紅四物湯。 ・なかなか治りにくい疾患・・・お血 […]
瀉下薬(しゃげやく)とは
瀉下薬(しゃげやく)とは、便秘の症状を改善するための薬のことをいいます。 ■■瀉下薬 大黄 1.基原植物・・・ダイオウ 2. 科名・・・・・・・タデ科 3.部位・・・・・・・根茎 4.ラテン科名・・Poly […]
破血薬(はけつやく)
■■■破血薬 1.桃仁 2.紅花 3.鼈甲 4,穿山甲 5.三稜 6.莪朮 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ■桃仁 1.打撲、挫傷、捻挫、内出血 2.閉 […]
現在のエキス剤 -生薬の特徴を生かして-
■■■ 生薬の重要性 ■■■ .大杉製薬株式会社・元工場長 前田政次先生のアドバイス 漢方は料理と同じである。 素晴らしい料理は、良い素材を見つけることが 重要なポイントである。 一流の板前さんは、自分の目と舌で確 […]