感染性胃腸炎 -ノロウイルスの予防と対策-

201525

立春を迎えましたが、これから1か月ぐらいが1年で一番寒い季節です。

街では、風邪やインフルエンザが流行しています。マスク・手洗い・うがいをしっかりして予防しましょう。

もうひとつ、真冬はノロウイルスによる感染性胃腸炎の流行シーズン。

吐き気・嘔吐・腹痛・下痢などが伴うのが一般的です。

乳幼児や高齢者は、嘔吐・下痢による脱水症状で命にかかわる事もあるので注意が必要です。

市販の風邪薬や胃腸薬、下痢止めを服用されている人も多いと思います。

ノロウイルスに対応する抗ウイルス薬はなく、ワクチンもありません。

また下痢止めで便を止めてしまうと、かえってウイルスを排泄できず治りにくい状態が続いてしまいます。

仕事が休めないので早く元気になりたい一心で、高カロリーの食事をとるとかえって下痢がひどくなり、症状が悪化する方もおられます。

 

もし感染性胃腸炎にかかってしまったら、

①体を温める。特に、足やお腹を冷やさない。

②常温のスポーツドリンク、薄めのお茶を少しずつ飲んで脱水を予防する。(胃腸が弱っているので一気に水分補給しない。体が受け付けず、下痢・嘔吐で排泄されてしまう。)

③高タンパク質で、脂質の少ない消化の良い食品を少しずつ食べる。(例えば、鳥のササミ、卵、白身魚、葛湯(くずゆ)、おかゆなど。症状のひどい時や吐き気の強い時は食べずに水分補給に努める。2食ぐらい抜くと、食欲も出てきます。)

普通の体力の方でしたら、2~3日で回復します。

④2次感染防止に床やトイレの消毒が必要。

ノロウイルスはアルコールや酸に強く、塩素系漂白剤でしっかり消毒しましょう。

 

普段から腸管免疫を高めておくことは、予防になります。

下痢を止めるだけでなく、色々な病気の予防にも働くラクトフェリン配合の機能性食品や漢方薬をお薦めしています。ご相談ください。

腸管免疫を高める機能性食品 ①

腸管免疫を高める機能性食品 ②

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